染名古屋帯（ベネチア風景/塩瀬）成謙『着物・呉服えり新』

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染名古屋帯（ベネチア風景/塩瀬）

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これはもう、絵。
人生で一回は訪れてみたい場所ではないかと思える、イタリアのベネチア（ベニス）。
そんなベネチアの風景を帯に描いた染名古屋帯です。

運河に浮かぶゴンドラ、石造りの建物、多くの花で彩られたバルコニー…。
丁寧に描写されたベネチアの運河の景色は活き活きとして、ゴンドラを漕ぐ船頭のカンツォーネの歌声が聞こえてきそうですね。

拝見したこの風景画のような染帯に一目ぼれして、弊店向けに誂えていただいた作品です。

お太鼓にいたしますと、お太鼓の上に建物、下には運河に浮かぶゴンドラと、一面にベネチアの一等地の風景が広がります。
その景色を引き立てる濃紺色で帯地を染めていただき、前腹にはカンツォーネを歌う船頭さんも描き足していただきました。両腹にチャレンジしたくなりますよね。

こちらは、女性の友禅師さんが描いてくださったとか。
楽しんで描いてくださったのだろうなと、ワクワク感が伝わります。

イタリアのワインをいただきながら、当地に思いを馳せながら。
会話が弾む染帯は、会合やパーティにもお勧めです。



▲写真は、未仕立て状態です。お仕立て時に、芯を入れて両脇約５分（約1.9cm）ずつ縫い込みます。



▲ お太鼓と前（腹）の柄。

▲ 前（腹）の柄。





▲ コーディネート例の詳細は、こちらをご覧ください。